2013年10月からこのサイトを始め、約8年半ほど低頻度で更新してきましたが、DNのサービス終了により今回で最後の更新です。
マジックに関する記事を書くのも楽しかったのですが、移転等はせず、今後マジックについての記事を書くことはない予定です。
これまでお読みいただきありがとうございました。
普段の記事よりもさらに需要がないように思えて前々回・前回のような個人の妄想・感想的な記事はこれまで書かなかったのですが、予想よりアクセスが多く驚きました。
タイトルに釣られた方が多かっただけなのかも知れませんが、もしかするとこういう記事をメインにしていた方がよかったのかもしれません。
最後に、私が2015年にモダンのために構築し、尊敬するデッキビルダーであるまつがんプロの「週刊デッキウォッチング」で採り上げて頂いた《白日の下に》を用いたコンボデッキについて、「これは書いておいた方が良かった」という補足的な話をします。
当時の私の記事一つ目……11/8《白日の下に》コンボで4-1-1@晴れる屋休日モダン杯
https://monstling.diarynote.jp/201511092255033248/
当時の私の記事二つ目……11/14《白日の下に》コンボで入賞@晴れる屋休日モダン杯
https://monstling.diarynote.jp/201511162134268923/
まつがんプロの記事……週刊デッキウォッチング vol.42 -Kiki Bring etc.-
https://article.hareruyamtg.com/article/article_2098/
このデッキは他の方のDN等でも何回か採り上げて頂きましたが、根本的な考え方が理解されていない場合があった気がします。
もしかすると、まつがんプロにも理解されていなかったかも知れません。
当時、スタンダードにもフェッチランドとバトルランドを組み合わせた多色デッキは(5色の《白日の下に》デッキを含め)存在しており、私の「Kiki Bring」もそれらと同様のマナベースと認識されるケースがありました。
ただ、当時のスタンダードの多色デッキと「Kiki Bring」とには大きな違いがあります。
当時のスタンダードのフェッチランドとバトルランドは両方とも友好色の組み合わせで、それぞれのフェッチランドにアクセスできない色がありました。
例えば《吹きさらしの荒野》では黒マナにアクセスできません。
しかし、私の「Kiki Bring」では採用しているフェッチランドは全て敵対色のもので、これらをバトルランドと組み合わせる場合、どのフェッチランドでも全色のマナにアクセス可能になります。
当時のスタンダードの5色デッキでは、基本的には最序盤にフェッチランドで基本土地をサーチしなかったはずで、その理由はそれぞれのフェッチランドにアクセスできない色があり裏目を引く可能性があるからだったのではないでしょうか。
敵対色フェッチランドの採用により「Kiki Bring」ではフェッチランドの偏りによる裏目がなくなり、バトルランドを安定して活用できるようになりました。
例えば初手に「《沼》1枚と《《湿地の干潟》》4枚」があった場合、一見偏っていて色マナに不自由しそうですが、これでも「Kiki Bring」の理想とする1ターン目に緑、2ターン目に緑白、……5ターン目に白青黒赤緑、という展開がタップインなしに可能です。
私は「Kiki Bring」を構築した時にまず《白日の下に》を使うことを大前提とし、「モダンにはこれまで5色呪文を4~5T目に唱えることを前提としたデッキはない。もしそういうデッキを組むなら、誰も見たことがないマナベースにしなければならない」と考え、敵対色フェッチランドとバトルランドの組み合わせに至りました。
これを思いついた時の私は、まさに福本漫画でいう「この時電流走る……!!!」状態でした。
もう何年もモダンはプレイしていませんが、このデッキは現代のモダンには通用しないだろうとは思います。《敏捷なこそ泥、ラガバン》にマナの出る土地を1枚追放されるだけで詰みかねません。
また、もし通用するとしてもこのデッキは5色のイメージにそぐわない地味な動きになるため、多くの人は使いたがらないと思います。
ただ、こういう考え方のマナベースがあり得るということは、覚えておくといつか役に立つかも知れません。
これまでお読みいただき、ありがとうございました。
もうマジックに関する記事は書かない予定とは言いましたが、いつか新しいデッキを考えたら新たなスペースを借りて記事を書くかも知れません。
もしそうなった時には、またよろしくお願いいたします。
マジックに関する記事を書くのも楽しかったのですが、移転等はせず、今後マジックについての記事を書くことはない予定です。
これまでお読みいただきありがとうございました。
普段の記事よりもさらに需要がないように思えて前々回・前回のような個人の妄想・感想的な記事はこれまで書かなかったのですが、予想よりアクセスが多く驚きました。
タイトルに釣られた方が多かっただけなのかも知れませんが、もしかするとこういう記事をメインにしていた方がよかったのかもしれません。
最後に、私が2015年にモダンのために構築し、尊敬するデッキビルダーであるまつがんプロの「週刊デッキウォッチング」で採り上げて頂いた《白日の下に》を用いたコンボデッキについて、「これは書いておいた方が良かった」という補足的な話をします。
当時の私の記事一つ目……11/8《白日の下に》コンボで4-1-1@晴れる屋休日モダン杯
https://monstling.diarynote.jp/201511092255033248/
当時の私の記事二つ目……11/14《白日の下に》コンボで入賞@晴れる屋休日モダン杯
https://monstling.diarynote.jp/201511162134268923/
まつがんプロの記事……週刊デッキウォッチング vol.42 -Kiki Bring etc.-
https://article.hareruyamtg.com/article/article_2098/
キキジキコンボ/Kiki Combo
土地(25)
1 《森》
1 《島》
1 《山》
1 《平地》
1 《沼》
1 《燃えがらの林間地》
1 《大草原の川》
1 《燻る湿地》
1 《窪み渓谷》
1 《寺院の庭》
4 《湿地の干潟》
4 《霧深い雨林》
4 《新緑の地下墓地》
3 《乾燥台地》
クリーチャー(26)
4 《極楽鳥》
4 《タルモゴイフ》
4 《復活の声》
2 《刃の接合者》
1 《永遠の証人》
1 《台所の嫌がらせ屋》
4 《包囲サイ》
4 《修復の天使》
2 《鏡割りのキキジキ》
呪文(9)
4《流刑への道》
4《白日の下に》
1《掘葬の儀式》
サイドボード(15)
1《悪斬の天使》
1《嵐の神、ケラノス》
1《鷺群れのシガルダ》
1《呪文滑り》
1《引き裂く突風》
1《塵への崩壊》
1《消えないこだま》
1《殺戮遊戯》
4《亡霊の牢獄》
3《原基の印章》
このデッキは他の方のDN等でも何回か採り上げて頂きましたが、根本的な考え方が理解されていない場合があった気がします。
もしかすると、まつがんプロにも理解されていなかったかも知れません。
当時、スタンダードにもフェッチランドとバトルランドを組み合わせた多色デッキは(5色の《白日の下に》デッキを含め)存在しており、私の「Kiki Bring」もそれらと同様のマナベースと認識されるケースがありました。
ただ、当時のスタンダードの多色デッキと「Kiki Bring」とには大きな違いがあります。
当時のスタンダードのフェッチランドとバトルランドは両方とも友好色の組み合わせで、それぞれのフェッチランドにアクセスできない色がありました。
例えば《吹きさらしの荒野》では黒マナにアクセスできません。
しかし、私の「Kiki Bring」では採用しているフェッチランドは全て敵対色のもので、これらをバトルランドと組み合わせる場合、どのフェッチランドでも全色のマナにアクセス可能になります。
当時のスタンダードの5色デッキでは、基本的には最序盤にフェッチランドで基本土地をサーチしなかったはずで、その理由はそれぞれのフェッチランドにアクセスできない色があり裏目を引く可能性があるからだったのではないでしょうか。
敵対色フェッチランドの採用により「Kiki Bring」ではフェッチランドの偏りによる裏目がなくなり、バトルランドを安定して活用できるようになりました。
例えば初手に「《沼》1枚と《《湿地の干潟》》4枚」があった場合、一見偏っていて色マナに不自由しそうですが、これでも「Kiki Bring」の理想とする1ターン目に緑、2ターン目に緑白、……5ターン目に白青黒赤緑、という展開がタップインなしに可能です。
私は「Kiki Bring」を構築した時にまず《白日の下に》を使うことを大前提とし、「モダンにはこれまで5色呪文を4~5T目に唱えることを前提としたデッキはない。もしそういうデッキを組むなら、誰も見たことがないマナベースにしなければならない」と考え、敵対色フェッチランドとバトルランドの組み合わせに至りました。
これを思いついた時の私は、まさに福本漫画でいう「この時電流走る……!!!」状態でした。
もう何年もモダンはプレイしていませんが、このデッキは現代のモダンには通用しないだろうとは思います。《敏捷なこそ泥、ラガバン》にマナの出る土地を1枚追放されるだけで詰みかねません。
また、もし通用するとしてもこのデッキは5色のイメージにそぐわない地味な動きになるため、多くの人は使いたがらないと思います。
ただ、こういう考え方のマナベースがあり得るということは、覚えておくといつか役に立つかも知れません。
これまでお読みいただき、ありがとうございました。
もうマジックに関する記事は書かない予定とは言いましたが、いつか新しいデッキを考えたら新たなスペースを借りて記事を書くかも知れません。
もしそうなった時には、またよろしくお願いいたします。
コメント
このマナベースは私のマジック人生でも屈指の発明だったと思うのですが、異端過ぎて全然理解されないまま賞味期限が切れてしまった気がします。
当時このデッキを参考にモダンでの《白日の下に》デッキを構築している方を何人か見かけたものの、マナベースを参考にしてくれる方はほとんどおらず、もっと説明するべきだったと後悔していました。
なお晴れる屋閲覧者の方々の大半はこのサイトを見ていないわけで、実際には説明していても何も変わらなかった気もします。