10月14日、晴れる屋スタンダード杯に行ってきました。

デッキは黒コンGreat Hythonia Ver.2 「Twelve Death」。
レシピは前回参照。
テーロス環境開始前からひっそりと調整を続けてきたデッキです。

晴れる屋スタンダード杯、15名の4回戦です。

1戦目:緑黒白中速 ○×○
2戦目:赤単ビート ○○
3戦目:黒単ビート ○○
4戦目:青単信心 ○○

ほぼ完璧、4-0で優勝しました。
これでテーロス環境になってからトータル12-4-1と私としてはかなりの好成績です。
(ちなみに4敗の内3つは黒コン同系対決でした)

ただ、この日は気になったことがありまして。
それは、づ~か~さんがDNでこの時の私の優勝に触れておられたのですが(http://cairnwanderer.diarynote.jp/201310142220009179/)、その記事ではまるで私のデッキがみつひでさんの影響で組まれたように読めたことです。私のデッキに、みつひでさんの影響を受けたところは一つもないんですが。……正直、ちょっとみつひでさんの影響力を過大評価されているような気がしました。私の考え過ぎかもしれませんが。

でもまあ、PTテーロスでも黒単は結果を残したわけですし、今後も黒単を使い続けるとどうしても二番煎じという評価は避けられない気がします。
一から自作した好きなデッキではあるのですが、今度こそ黒単は諦め、新しいデッキを作っていきたいと思います。

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以下詳細レポ

1-1
2T目相手《復活の声》、こちら《群れネズミ》という出だし。後は《地下世界の人脈》で引き増しつつネズミをどんどん増やしていき、《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《冒涜の悪魔》は出されたものの、7T目《アスフォデルの灰色商人》で7点ドレインからの総攻撃で勝ち。

1-2
1T目相手《思考囲い》。2T目相手《森の女人像》。3T目相手《ロクソドンの強打者》、こちら《地下世界の人脈》という出だし。ここからどうにか序盤の遅れを取り戻して《地下世界の人脈》でカードを引いていくが、8T目相手が引いたのが《太陽の勇者、エルズペス》。対処できず10T目死亡。

1-3
こちらは土地5、《思考囲い》《群れネズミ》というハンドをキープ。1T目早速《思考囲い》を撃つと相手の手札には《思考囲い》が。危ないところ。そして2T目に《群れネズミ》をだし、後はひたすらネズミを増やしていき、最後には《ヴィズコーパの血男爵》を出されるものの無視して殴り、6T目勝ち。なお、相手の次のドローは《太陽の勇者、エルズペス》だった。

2-1
相手の土地が1枚で止まり、展開できたのは《ラクドスの哄笑者》1体のみでディスカードを繰り返す。こちらの《生命散らしのゾンビ》《変わり谷》は《ショック》で焼かれて攻められなかったが、《地下世界の人脈》で引き増して攻め手を探し、7T目に《群れネズミ》を引くと相手投了。

2-2
1T目相手《軍勢の忠節者》、こちら《思考囲い》というスタート。双方マナフラッド気味だが、こちらは《地下世界の人脈》で引き増して《変わり谷》を4枚引いている。そして7T目に《エレボスの鞭》を出して8T目に残された《変わり谷》2枚で殴ると相手投了。

3-1
1T目相手《苛まれし英雄》。2T目相手《思考囲い》《ラクドスの哄笑者》、アタック時にこちら《究極の価格》という出だし。こちらの土地が2枚で止まり、ひたすら《ラクドスの哄笑者》に殴られる。しかし7T目に3枚目、9T目に4枚目と少しずつ土地が伸びていき、11T目に5枚目の土地が来て11・12T目に《アスフォデルの灰色商人》を出して相手は死亡。

3-2
こちらの土地が3枚で止まるが、2枚引いた《蘇りし者の密集軍》ががっちり守ってくれた。7T目に4枚目の土地を引き、《冒涜の悪魔》*2で殴って最後は《アスフォデルの灰色商人》で吸って10T目勝ち。

4-1
相手1マリガン。1T目相手《審判官の使い魔》。2T目こちら《思考囲い》(《凍結燃焼の奇魔》を選択)、相手《潮縛りの魔道士》という出だし。これで相手のスペルは尽き、以後のドローは土地だけだったようで、こちらの《生命散らしのゾンビ》《エレボスの鞭》という展開がどうにもならず5T目相手投了。

4-2
3T目相手《夜帷の死霊》。4T目相手《タッサの二叉槍》、こちら《冒涜の悪魔》という出だし。さらにこちらは5T目に《エレボスの鞭》も通すが、ドロー加速から毎ターン生贄を供給され、《冒涜の悪魔》が殴れない。こちらの手札は《究極の価格》《究極の価格》《アスフォデルの灰色商人》で、相手の《夜帷の死霊》《タッサの二叉槍》にアドバンテージを稼がれまくる。しかし《夜帷の死霊》で奪われた《思考囲い》で《商人》ではなく《価格》を抜かれたので6T目《アスフォデルの灰色商人》をプレイして6ライフドレイン、そして7T目にさらに《アスフォデルの灰色商人》を引き8ライフドレイン、これでライフ24対4。8T目、相手は《思考を築く者、ジェイス》をプレイするがそのエンドに自分の《アスフォデルの灰色商人》に《究極の価格》を撃つと相手投了。

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以下レポリンク

サムブラックの青単、ゆうやんさん、3-1
http://yuuyanmtg.diarynote.jp/201310141425187869/
前回からの続き、10月12日頃の話です。

前回掲載した白コン「White Flesh」を組んで次の大会を心待ちにしていた私は、PTテーロスで大きな衝撃を受けることになります。
既にみなさんご存知の、青単の台頭です。
私の白コンではこのデッキに対する耐性に不安があり、私は急遽、この環境の初めから調整をしていた黒コンを改めて大会に持ち込むことにしました。……いえ、黒コンの同系対決にうんざりしていたのは本当なんですが、更に新たなデッキを組むことはできませんでした。

Great Hythonia Ver.2 「Twelve Death」

《沼》21
《変わり谷》4

《群れネズミ》2
《生命散らしのゾンビ》4
《冒涜の悪魔》4
《死者の神、エレボス》1
《アスフォデルの灰色商人》4

《思考囲い》4
《破滅の刃》4
《究極の価格》4
《地下世界の人脈》3
《英雄の破滅》4
《エレボスの鞭》1

以前のバージョンからの変更としては《変わり谷》《群れネズミ》の追加、《英雄の破滅》の増量、《夜帷の死霊》《残酷なハイソニア》《ニクスの祭殿、ニクソス》の解雇ということになります。
《ネズミ》の採用は主に前回うんざりした同系対決を意識したためで、《英雄の破滅》の増量は環境に思ったよりも重いクリーチャーが多く、重めの除去でも採用する価値があると判断されたからです。
《夜帷の死霊》は確かに強力なクリーチャーでしたが、3マナ域として《英雄の破滅》を増量したため解雇。《残酷なハイソニア》はデッキ名にしたほど強力なクリーチャーで、圧倒的劣勢をこれでひっくり返したゲームも確かにあったのですが、メタに合っていないと感じたので解雇。また、トリプルシンボルの《死霊》の解雇に伴い、《ネズミ》とのシナジーもある《谷》を採用。
こんな感じで新な黒コンは誕生したのでした。

なお、PTテーロスに山本賢太郎さんが持ち込み、入賞された黒コンとはクリーチャーの構成が15枚同じですが、これは偶然です。
このデッキで、10月14日の晴れる屋スタンに参加してきました。

関東の黒単は「みつひでブラック」だけではない、というところをお見せしたいと思います。
10月6~12日頃の話です。
前回(10/5)の大会で黒コンの同系対決の多さにうんざりした私は、新しいデッキを組むことにしました。
この時期にみつひでさんが非公開だった黒単ミッドレンジのレシピを公開され(http://52378.diarynote.jp/201310092218517948/)、それが黒単の増加に拍車をかけそうに思えたことも私が黒単を諦めた理由の一つでした。

晴れる屋のデータを見ると現環境のトップメタはこうなっています。

赤単……52
緑白ビートダウン……19
黒単……11
白赤緑ビートダウン……11
白青黒コントロール……9
緑単……8

これらに勝てれば、最強デッキと言えそうです。
では、これらに対抗できる新しいデッキはあるのでしょうか?

私はここで、一つの可能性に行き当たりました。それは……白コンです。

「White Flesh」

《平地》23
《変わり谷》4

《管区の隊長》4
《剣術の名手》4
《ボロスの反攻者》4
《鬼斬の聖騎士》4
《太陽の神、ヘリオッド》1
《テューンの大天使》4
《静穏の天使》3

《平和な心》4
《ヘリオッドの槍》2
《太陽の勇者、エルズペス》3

アグロ相手には先制攻撃を持ったクリーチャーが肉壁となって攻撃を防ぎ、場のコントロールを掌握するまでの時間を稼ぎます。中型以上のクリーチャーを止めるのは難しいですが、《ヘリオッドの槍》や《ボロスの反攻者》で対抗可能です。
そして相手の攻勢を一度防いでしまえば、あとは《テューンの大天使》の全体強化による圧殺か、《静穏の天使》《太陽の勇者、エルズペス》によるアドバンテージ地獄が待っています。
色の性質上システムクリーチャーには対処しづらいのですが、それも《静穏の天使》およびサイドボードで対応可能です。
簡単に仮想的とのスパーを行い、行けると判断した私は次の大会にこれを持ち込むことにしました。

しかしそんな私を襲ったのが、PTテーロスショックでした……。

時系列的には前々回の日記(http://monstling.diarynote.jp/201310110012561285/)の続き、10月初頭分の日記です。

9/29の大会で優勝した私は、自分の黒コン「Great Hythonia」への期待を深めていました。
ただ気がかりだったのは、みつひでさんが作成された黒単がレシピ非公開ながら活躍し、黒単に注目が集まる兆候があったことです(http://52378.diarynote.jp/201309272326598757/)。
黒単が増えて同キャラ対決が発生するようになれば、勝負は運やプレイング等で決まるようになってしまうかもしれません。

まあ、まだそこまで黒単は増えていないでしょうということで10/5、今回も黒コンで大会に行ってきました。レシピは前々々回(http://monstling.diarynote.jp/201310082224027229/)からメインは変わっていません。

第40回えすぱー戦、18名の5回戦です。

1戦目:黒コン ××
2戦目:黒コン ×○×
3戦目:白赤ビート ○××
4戦目:青黒赤白コン ×○○
5戦目:赤ビート ○○

2-3でした。ちょっと皆さん黒コン使い過ぎじゃないですかね……。

私のデッキは新環境になってからのトータルの成績が8-4-1で、黒コンに対しての対戦成績が0-3、それ以外に対しての成績が8-1-1です。
つまり私のデッキは世の中に黒コンさえなければかなり行けると思うのですが……社会は甘くありません。

もう黒コンを使うのは諦め、別のデッキを作っていきたいと思います。

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以下詳細レポ。

1-1
1T目こちら《思考囲い》からスタートして《地下世界の人脈》を落とすが、相手の手札には2枚の《思考囲い》が。《漸増爆弾》を置くとすぐにこちらの手札は土地だけになり、こちらが出来たのは《生命散らしのゾンビ》プレイのみ、相手は《骨読み》《冒涜の悪魔》《アスフォデルの灰色商人》とプレイして7T目負け。

1-2
4T目こちら《冒涜の悪魔》、エンドに相手《肉貪り》。5T目こちら《死者の神、エレボス》、相手《冒涜の悪魔》という序盤。相手にもらったライフを頼りにひたすら《死者の神、エレボス》でドローを繰り返すが、土地ばかり引き有効牌にたどり着けない。13T目《アスフォデルの灰色商人》に殴られて死亡。

2-1
相手先攻、1T目相手《思考囲い》からスタート。こちらが《生命散らしのゾンビ》《地下世界の人脈》とプレイするのに対し、相手は《冒涜の悪魔》《アスフォデルの灰色商人》。こちらの引きは土地ばかりで7T目死亡。

2-2
1T目相手《強迫》。3T目こちら《生命散らしのゾンビ》、相手《強迫》。5・6T目に双方が《死者の神、エレボス》を出し、『天』の「勝ちがつもらない麻雀」のような状態になる。こちら《エレボスの鞭》を出して3/1と5/7で殴る、しかしライフは増えない……! 相手は《アスフォデルの灰色商人》でドレイン、しかしライフは増えない……! 《死者の神、エレボス》にライフを払い過ぎた相手が9T目死亡。

2-3
1T目相手《思考囲い》。このマッチ、相手は必ず1T目にハンデスしてきてこちらは2T目までに呪文を唱えられたことがありませんでした。そして相手は《群れネズミ》をプレイし、この増殖を止められず6T目死亡。

3-1
こちら1マリガン。1T目相手《ボロスの精鋭》から。相手の攻撃を捌いて行き、4T目こちら《冒涜の悪魔》。これが3回殴り、7T目《アスフォデルの灰色商人》で吸って勝ち。

3-2
相手の《変わり谷》連打を3T目《ファリカの療法》4T目《破滅の刃》で捌き、4T目こちら《冒涜の悪魔》。この時点でライフ20対20。これは勝っただろうと思っていたら、《ヴィーアシーノの初太刀》と3枚目の《変わり谷》、《戦導者のらせん》ときて《究極の価格》では除去できず、《冒涜の悪魔》が4回殴る前に8T目で負け。

3-3
相手のライフを2まで削るが、《軍勢の集結》で《冒涜の悪魔》2体が無力化され8T目負け。焦って《アスフォデルの灰色商人》を出さず、信仰を貯めてから出せば勝っていた……。

4-1
1・3T目の《思考囲い》からスタートするが後続が重く、5~8T目に《エレボスの鞭》《アスフォデルの灰色商人》《アスフォデルの灰色商人》《地下世界の人脈》とプレイしてそれぞれ《イゼットの魔除け》《不在》通し《中略》と対処される。そして8T目に《紅蓮の達人チャンドラ》が降臨してひたすらアドバンテージを稼がれ、13T目《悪夢の織り手、アショク》が登場したところで投了。

4-2
相手1マリガン。3T目と5T目に《地下世界の人脈》が通り、6T目からひたすら両方起動してアドバンテージを稼ぐ。8T目、計6回起動したところで相手投了。

4-3
1T目こちら《強迫》で《悪夢の織り手、アショク》を落とす。3・4T目の《夜帷の死霊》・《冒涜の悪魔》は打ち消されるが、5T目相手《骨読み》の返しの《死者の神、エレボス》が通る。これが全く除去されず、時々クリーチャー化して殴りながらハンデス連打して9T目勝ち。

5-1
こちら1マリガン。1T目こちらの《思考囲い》からゲームが始まり、2T目の《灰の盲信者》には《究極の価格》を合わせる出だし。こちらも《地下世界の人脈》《思考囲い》とプレイしてライフを自ら失っていくが、アドバンテージは盤石に。7T目、《アスフォデルの灰色商人》で7ライフ吸ってライフを16対11にすると実質的に勝負ありで、9T目相手は死亡。

5-2
相手は3T目まで《ラクドスの哄笑者》を連続でプレイするが、土地が1で止まっている。こちらは2~6T目に《蘇りし者の密集軍》《生命散らしのゾンビ》《蘇りし者の密集軍》《アスフォデルの灰色商人》《アスフォデルの灰色商人》と出したらそこで相手が死んだ。

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以下レポリンク

黒コン、アクアミーバさん、4-1
http://53189.diarynote.jp/201310060738048771/

赤黒、Hazelさん、5-0
http://hazelcoloredeye1350.diarynote.jp/201310060143381452/
プロツアーテーロス公式
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptths13/welcome

初日スタンダード部門アーキタイプ別5-0か4-1デッキの比率
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptths13/Constructed_Archetypes

BWR Midrange(オロスミッドレンジ) 15分の1 (6.67%)
Red Devotion(赤単信心) 32分の3 (9.38%)
Naya Midrange(ナヤミッドレンジ) 30分の3 (10.00%)
Esper(エスパー) 46分の5 (10.87%)
Orzhov Midrange(黒白ミッドレンジ) 9分の1 (11.11%)
Naya Aggro(ナヤビート) 18分の2 (11.11%)
BWR Control(オロスコン) 8分の1 (12.50%)
Selesnya Aggro(緑白ビート) 43分の6 (13.95%)
Dark Skies(青黒ビート) 7分の1 (14.29%)
Azorius Control(青白コン) 17分の3 (17.65%)
Rakdos Aggro(黒赤ビート) 5分の1 (20.00%)
Rakdos Control(黒赤コン) 17分の4 (23.53%)
Azorius Master(青白波使い) 4分の1 (25.00%)
ChannelFireball Red(チャネル赤単) 15分の4 (26.67%)
Gruul Midrange(赤緑ミッドレンジ) 37分の10 (27.03%)
Golgari Aggro(緑黒ビート) 7分の2 (28.57%)
Mono-Black Devotion(黒単信心) 3分の1 (33.33%)
Gruul Aggro 3分の1(赤緑ビート) (33.33%)
Orzhov Aggro(黒白ビート) 3分の1 (33.33%)
Mono-Blue Devotion(青単信心) 37分の17 (45.95%)
Mono-Red Aggro(赤単ビート) 4分の2 (50.00%)
Dimir Control(青黒コン) 2分の1 (50.00%)
Boros Midrange(赤白ミッドレンジ) 3分の2 (66.67%)
Selesnya Auras(緑白オーラ) 1分の1 (100.00%)
RWU Master(トリコ波使い) 1分の1 (100.00%)

10人以上が使ったデッキでまとめると、こんな感じでしょうか。

負け組(4勝以上率が6~14%)
・オロスミッドレンジ
・赤単信心
・ナヤミッドレンジ
・エスパー
・ナヤビート
・緑白ビート

それなり(4勝以上率が17~24%)
・青白コン
・黒赤コン

勝ち組(4勝以上率が26~28%)
・チャネル赤単
・赤緑ミッドレンジ

圧勝(4勝以上率が45.95%)
・青単信心

3色デッキは完全に負け組で、逆に単色デッキの勝率の高さが目立ちます。
この環境では占術土地を2種類入れるのはリスクが大きすぎる、ということかも知れません。
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追記

TOP8の分布は以下の通りです。
http://coverage.mtg-jp.com/ptths13/decklist/023711/
・黒単信心……1
・赤単信心……1
・青単信心……3
・黒白ミッドレンジ……1
・緑赤ビッグマナ……1
・エスパー……1
これはもしかして黒単優勝でしょうか。

さて、私も次のデッキを考えますかね……。

ちなみに《夜帷の死霊》は1枚80円で8枚、《ニクスの祭殿、ニクソス》は1枚260円で4枚揃え済みです。褒めて下さい。
テーロス発売二日後の9/29、この環境2回目となるスタンの大会です。
デッキは昨日と(メインは)同じ黒コン「Great Hythonia」、レシピは前々回(http://monstling.diarynote.jp/201310082224027229/)参照。

1戦目:黒白コン ○○
2戦目:エスパーコン ×○○
3戦目:オロスコン ○○
4戦目:緑白ビート ×○○

4-0で優勝。
やはり黒コンはいけます。

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以下詳細レポ。

1-1
2T目相手《贖罪の高僧》。3T目こちら《夜帷の死霊》、相手《肉貪り》という出だし。こちらがハンデスと4T目に場に出た《地下世界の人脈》で主導権を握るが、10T目、相手の場に《エレボスの鞭》が出て強いプレッシャーを受ける。それでもなんとか除去で凌ぎ、ライフ2対7になった13T目、もうだめかもと思ってカードを引くと《アスフォデルの灰色商人》。9点ドレインで勝ち。

1-2
マナフラッドの相手にハンデスを連打し、手札を土地だけにする。その後除去を引かれたりはするものの5T目に場に出た《地下世界の人脈》でカードを引き続け、10T目勝ち。

2-1
3T目相手《生命散らしのゾンビ》、こちら《夜帷の死霊》。4T目こちら《生命散らしのゾンビ》→カウンター。5T目相手《幽霊議員オブゼダート》、こちら《エレボスの鞭》。6T目こちら《アスフォデルの灰色商人》→カウンター。7T目死亡。

2-2
相手1マリガン。こちらは3T目から《地下世界の人脈》《漸増爆弾》《死者の神、エレボス》と展開、今度はこれらが全て通る。後はライフゲインが不可能になった相手を《死者の神、エレボス》や《冒涜の悪魔》で殴る。他のクリーチャーはどんどん除去されて《死者の神、エレボス》はなかなか信心を維持できないが、13T目の《生命散らしのゾンビ》が除去されず、《地下世界の人脈》と合わせて信心達成。殴って勝ち。

2-3
《思考囲い》3連打で相手の手札を土地と《冒涜の悪魔》だけにし、こちらは《冒涜の悪魔》*2のビートダウン。相手には2つ目の黒マナがなく《冒涜の悪魔》が唱えられず、8T目勝ち。

3-1
1T目こちら《思考囲い》。3T目相手《骨読み》、こちら《生命散らしのゾンビ》という出だし。その後《ボロスの反攻者》《ボロスの反攻者》《鍛冶の神、パーフォロス》と出されて焦るが、《ボロスの反攻者》2体は除去に成功、信心を削り取る。しかし相手の《オルゾフの魔鍵》が硬く、攻めあぐねていた10T目、相手が《幽霊議員オブゼダート》をプレイ、一気に敗色濃厚になる。しかし次で負けるという11T目、《アスフォデルの灰色商人》をトップして8点ドレインして勝ち。

3-2
相手1マリガン。1T目こちら《思考囲い》。2T目こちら《漸増爆弾》。3T目相手《ボロスの反攻者》、こちら《生命散らしのゾンビ》という出だし。こちらの土地が3枚で止まっている6T目に相手は《殺戮遊戯》で《アスフォデルの灰色商人》を指定。《殺戮遊戯》でコモンカードを指定されたのは多分初めて。幸いこのカードは手札になく、その後土地を引いたこちらが《冒涜の悪魔》《冒涜の悪魔》《エレボスの鞭》と展開。それでも相手が6マナ目の《オルゾフの魔鍵》を《冒涜の悪魔》の生贄にしていなかったら《鍛冶の神、パーフォロス》がいる状態で《太陽の勇者、エルズペス》が出て大変だったが、そうはならず10T目勝ち。土地は6対6。

4-1
2T目相手《森の女人像》。3T目こちら《生命散らしのゾンビ》という展開で、ここで《ヴィトゥ=ガジーの末裔》を抜くものの手札には2枚の《獣の統率者、ガラク》が。これが5T目に降臨し、手札をわんさか補充され、《復活の声》の前では《冒涜の悪魔》もブロッカーにならず。《セレズニアの声、トロスターニ》《テューンの大天使》が揃って、19点残っていたライフが一撃で0になり7T目死亡。

4-2
こちらの土地が2枚で5T目まで止まり、相手の《復活の声》*2に《破滅の刃》を3連打する苦しい序盤。6・7T目にようやく3・4枚目の土地を引き、《冒涜の悪魔》。これは《垂直落下》で除去されるもののそこからこちらもクリーチャーを展開していき、5枚目の土地が置けた10・11T目には《アスフォデルの灰色商人》を連打、ライフを計14点回復する。12T目には《エレボスの鞭》設置からの《生命散らしのゾンビ》2体攻撃でライフをさらに6点回復するが、この《鞭》は返しで追放される。相手の軍勢はどんどん増強されていき、もう駄目かと思うが、12T目に《残酷なハイソニア》をプレイ(なお、この時点でこちらの土地はまだ5枚)、13T目にこれが怪物化すると双方の軍勢が一掃された。次ターン相手は投了。

4-3
こちら1マリガン。2T目の《復活の声》を3T目の《夜帷の死霊》でブロックしたら、《セレズニアの魔除け》。入ってたのか。その後は4T目に貼った《地下世界の人脈》で相手の倍引きながら、しかしクリーチャーを全然引けずギリギリでの防御が続く。ライフが6まで減った15T目位からようやくクリーチャーを引けるようになり、2ターン後位に勝ち。

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この記事を公開する現在では既に知れ渡っていますが、兎に角《アスフォデルの灰色商人》が強烈です。
この日は3戦目のオロス戦で、1G目をこれでとったところ2G目で相手が《殺戮遊戯》で真っ先にこれを指定してきました。この手のカードでコモンカードを指定されたのはマジックをやっていてこれが初めてだった気がします。

久しぶりに気に入るデッキが作れたかも知れない、そう思えたのはほんの短い期間だけだったのでした……。

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以下レポリンク

ジャンド、ハチミツボーイさん、1-3
http://hachimituboy.diarynote.jp/201310010943235603/
テーロス発売の翌日の9/28、この環境初となる晴れる屋スタンに行ってきました。
デッキは黒コン「Great Hythonia」、レシピは前回参照。

メタとしては前回書いた通り緑白、緑赤、緑赤白、赤単、エスパーを想定。
16人の4回戦です。

1戦目:黒コン ××
2戦目:エスパーコン ○×△
3戦目:白ウィニー ○○
4戦目:緑赤中速 ×○○

2-1-1でした。
想定したデッキには負けなかったんですが、想定外の黒コンにいきなり当たって敗北。
まあ私の読むメタなんてこんなもんです。
ちなみにこの日は時間切れまで戦ったエスパーコン戦を含め、全マッチを通して《地下世界の人脈》を一度も引けなかったのが残念でした。

次の大会参加はこの翌日、9/29の夢屋でした。

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以下詳細レポ。

1-1
相手1マリガン。こちらは《思考囲い》を連発するものの土地が2枚で止まる。6T目、やっとこちらは3枚目の土地を引いて《生命散らしのゾンビ》を出すがその時点でライフは8対18、7T目負け。

1-2
こちらが《漸増爆弾》を出すと相手が《夜帷の死霊》《エレボスの鞭》と並べてくる。迷った末に前者を《漸増爆弾》で破壊するが、その直後に引いてくる《英雄の破滅》。ミスった。後、こちらは土地ばかり引いて相手が更にだした《夜帷の死霊》はスペルばかりめくるんですけど……。相手のライフを一時は5まで削るものの、《エレボスの鞭》で盛り返され、《忌まわしき首領》を使いまわされたりして11T目死亡。

2-1
《漸増爆弾》で《拘留の宝球》を割りつつ《エレボスの鞭》《アスフォデルの灰色商人》《アスフォデルの灰色商人》と展開し、8T目の時点でライフ42対1。しかしここから粘られて《霊異種》に殴られてライフ4まで削られ、さらに《幽霊議員オブゼダート》まで出されたが20T目位で《エレボスの鞭》から蘇った《残酷なハイソニア》が怪物化して勝ち。

2-2
3T目《生命散らしのゾンビ》を打ち消されるのが初動。7T目に相手のライフを3まで削るが、《霊異種》に殴られて10T目死亡。

2-3
またも《霊異種》に殴られてピンチだが、12T目位で時間切れ。

3-1
1T目相手《ボロスの精鋭》、こちら《思考囲い》。相手は明らかにウィニーのはずだが手札には後続のクリーチャーがない。3T目に《夜帷の死霊》を出すと相手投了。

3-2
相手はまたも《ボロスの精鋭》からのスタートで、2T目の《税収飲み》は《ファリカの療法》するものの今度は順調にクリーチャーが並ぶ。9T目、相手は《不死の隷従》で3体のクリーチャーを場に戻し、こちらは次の総攻撃で死ぬ状態だが、返しで《アスフォデルの灰色商人》を引いて勝ち。

4-1
こちら1マリガン。《思考囲い》2発で《ドムリ・ラーデ》2枚を抜いて、《生命散らしのゾンビ》が着地という出だし。しかし5T目に相手は《獣の統率者、ガラク》をプレイ、マナクリーチャーと《燃えさし呑み》《嵐の息吹のドラゴン》を手札に加えて戦力を補充される。《獣の統率者、ガラク》は即座に倒し、《生命散らしのゾンビ》《生命散らしのゾンビ》《夜帷の死霊》で殴って次に勝てるという8T目、相手のトップデッキが《ミジウムの迫撃砲》。9T目投了する。

4-2
こちらは《生命散らしのゾンビ》《生命散らしのゾンビ》《冒涜の悪魔》と展開。相手は《ドムリ・ラーデ》*2をプレイするもののクリーチャーをプレイできない。6T目《アスフォデルの灰色商人》で8点ドレインして勝ち。

4-3
こちらは《夜帷の死霊》《冒涜の悪魔》、相手は《世界を喰らう者、ポルクラノス》をプレイ。5T目、相手は《ミジウムの迫撃砲》で《死霊》を落とすが、こちらが《エレボスの鞭》を出すと投了。

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以下レポリンク

?、重鎮@自由化さん、2-2
http://zyuchin.diarynote.jp/201309292219089055/
9月末頃の話です。
私がDNを見て回った限りでは、新環境で期待されているデッキは大体こんな感じでした。
・緑白ビート
・緑赤中速
・緑白赤中速
・赤単
・青白黒コントロール

全然黒が期待されてないようです。
辛うじて見つけた黒単のレシピはnaotaさんが翻訳されていたPVのもの位で
http://naotar.diarynote.jp/201309180112533586/)、
この調子なら新環境にはあまり黒がいなそうです。
それなら《破滅の刃》を使うデッキが最強かも知れない、そう考えて作ったのが以下のデッキでした。

「Great Hythonia」

《沼》25
《ニクスの祭殿、ニクソス》1

《生命散らしのゾンビ》4
《夜帷の死霊》2
《冒涜の悪魔》4
《死者の神、エレボス》1
《アスフォデルの灰色商人》4
《残酷なハイソニア》1

《思考囲い》4
《破滅の刃》4
《究極の価格》4
《漸増爆弾》1
《地下世界の人脈》3
《英雄の破滅》1
《エレボスの鞭》1

一人で試した限りでは緑系のデッキには有利、赤単には五分といった感じでした。
残るメタのエスパー系のデッキは、自分でいいレシピが思いつかず試せませんでした。
まあエスパー系のデッキは序盤タップインまみれになるだろうから、
《地下世界の人脈》が通せれば多分行けるだろう、そんなイメージです。

テーロス発売の翌日の9/28、晴れる屋での戦いがこのデッキのデビューでした。
次は9/7晴れる屋スタンでした。
デッキは引き続き(少し弄りましたが)黒白コン「Double Death」、メタはグルール、黒緑コン、白青コン、赤単。
18名の5回戦です。

1戦目:緑単t黒ビート ××
2戦目:青白赤ニヴィックスシュート ○×○
3戦目:ナヤビート ××
4戦目:ジャンドコン ○××
5戦目:bye

2-3(実質1-3)の完敗でした。

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レポリンク

ナヤ、naoさん、4-1
http://undisc0veredparadise.diarynote.jp/201309071744279600/

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その次は9/16晴れる屋17時スタンでした。
デッキは同じく黒白コン、メタはグルール、黒緑コン、人間ビート、赤単。
13名の確定3回戦です。

1戦目:赤単 ○○
2戦目:緑白黒リアニメイト ××
3戦目:キブラーグルール ××

1-2でした。

この環境はこれで終わりです。
残念ながら最強になることはできませんでしたが、多少は黒白コンの力をお見せすることができたかも知れません。

次環境でも最強デッキを目指していきます。
次の大会参加は8月31日、横浜PWC386th兼GPTブリスベンでした。
デッキは前回と大体同じ黒白コン「Double Death」ですが、《悲劇的な過ち》を入れたりして若干軽くしました。
メタはグルール、黒緑コン、ジャンドコン、人間ビート。
87名の7回戦+SE3回戦です。

1戦目:緑単ビート ○×○
2戦目:赤単中速 ×○○
3戦目:緑白黒リアニ ○○
4戦目:黒緑コン ××
5戦目:呪禁バント ×○○
6戦目:赤単t緑ビート ○○
7戦目:ジャンドコン ×○○

6-1で前回に続いてSE進出です。

SE1戦目:黒緑コン ○○
SE2戦目:ドムリナヤ ××

あと少しでした。
黒緑コンに当たったのは初めてでしたが、予想よりかなり相性が悪く、
勝てる気がしませんでした。
SE1戦目では黒緑コンに勝っていますが、これは正直ドブンでした。

好調に見えたこの黒白コントロールでしたが、快進撃もここまででした。
次回は9/7晴れる屋です。

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以下レポリンク

オロスコン、limhさん、4-3
http://humanwork.diarynote.jp/201308312257251074/

白青人間、白キコの帰還さん、6-1(Top8)
http://noblewhite.diarynote.jp/201308312114366670/

?、重鎮@疲弊期さん、5-2
http://zyuchin.diarynote.jp/201308311838274024/

ヤソコン、ZAZAさん、5-1-1(準優勝)
http://zazadrdr.diarynote.jp/201309010020212738/

キブラーグルール、habitさん、4-3
http://77053.diarynote.jp/201309010002409171/

?、関東の遅刻魔さん、5-2
http://endlessdream.diarynote.jp/201309010148397194/

トリコロール、メタボウさん、0-5-1
http://metaboup.diarynote.jp/201308312322086566/

まもてぃーグルール、こじレックさん、2-3
http://euroland.diarynote.jp/201309010812309662/

白黒人間?、ヤンさん、4-3
http://tteiuka.diarynote.jp/201309010835441173/

エンチャントレス、紡さん、2-4-1
http://hosizoratei.diarynote.jp/201309012014347299/

UWコン、ポッターさん、4-3
http://potter.diarynote.jp/201309012110002851/

呪禁バント、TKG.comさん、4-3
http://5colorplus1.diarynote.jp/201309012105513611/

緑黒、カナ師匠さん、2-4
http://kanashisyo.diarynote.jp/201309020037045927/

キブラーグルール、メノエさん、3-3
http://sarashinanikki.diarynote.jp/201309040744428457/
日記というほどには書けそうにありませんが、これからMtgの記録をつけていきます。

とりあえず最近の記録から。

しばらくMtgから離れていた私は8月24日、翌日の晴れる屋のスタンダード大会に向けてデッキを考えていました。
調べてみると、グルール、黒緑コン、白青コン、赤単がトップメタのようです。ならば黒白コンが最強なのではないかと思い組んだのが以下のデッキでした。

「Double Death」

《沼》10
《平地》3
《神無き祭殿》4
《孤立した礼拝堂》4
《オルゾフのギルド門》4

《鬱外科医》4
《吸血鬼の夜鷲》4
《生命散らしのゾンビ》2
《罪の収集者》2
《冒涜の悪魔》4
《リリアナの肉裂き》4
《幽霊議員オブゼダート》3
《テューンの大天使》2

《オルゾフの魔除け》4
《夜の犠牲》4
《炎叫びの杖》2

本当はここから色々と調整をしたいところでしたがデッキを組んだところで時間切れで、一度も回すことなく翌日晴れる屋に向かいました。
53名の6回戦+SE3回戦です。

1戦目:緑白ビート ×○○
2戦目:青黒コン ○○
3戦目:青白黒コン ×○○
4戦目:緑白ビート ○○
5戦目:ID
6戦目:ID

4-0-2です。想定していたのとメタが違うようですが、SE進出です。

SE1戦目:緑白中速 ××

残念でした。
ただ、ぶっつけ本番のデッキにしては上出来の成績で、この環境の間は
これで最強を目指して頑張っていこうと思いました。次の大会は8/31横浜です。

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以下レポリンク

黒白交易所、緋桜さん、2-3
http://hizakura138.diarynote.jp/201308252220507410/

ジャンド、唯一郎さん、4-1-1
http://yuichiro.diarynote.jp/201308270048134908/

緑白中速、黒光りんりんさん、4-1-1
http://maedanokin.diarynote.jp/201308262046026670/

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