2/11《艱苦の伝令》コントロール@晴れる屋休日モダン杯
2017年2月12日 デッキ構築とレポ初め注目された《艱苦の伝令》ですが、いまいち活躍している姿を見かけません。しかし、私は思っていました。このカードは、むしろスタンダードよりもモダン向けなのではないか、と。
何故ならモダンには《艱苦の伝令》と相性の良い《拷問台》があり、これを軸にしたデッキが組めそうだからです。
このシナジーを実戦で試したく、デッキを組んでみました。
もっとアーティファクトを入れて確実に《艱苦の伝令》をプレイできるようにすることも考えたのですが、その場合《汚損破》等で即死する恐れがあるため、アーティファクトの枚数はそこそこに抑えてあります。
果たして悪魔は拷問死の夢を見るか?
2/11晴れる屋休日モダン杯、35名の6回戦です。
1戦目:青白黒トークン ××
2戦目:緑赤青黒《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 ×○○
3戦目:トロン ××
4戦目:白赤サン&ムーン ○○
5戦目:青黒赤コントロール ○×○
6戦目:《死せる生》 ○○
4-2でした。
やはり《拷問台》《艱苦の伝令》のシナジーはなかなかで、何人かの対戦相手を拷問死させることができました。
対戦相手を拷問死させるのは楽しかったので、しばらくこのデッキを調整していきたいと思います。
以下レポ
1戦目:青白黒トークン ××
1-1
こちら先攻。こちらは土地5、《致命的な一押し》《艱苦の伝令》という初手を迷った末にキープ。そしてこちらの7T目までの引きは土地3と《コジレックの審問》《思考囲い》《思考囲い》というもので、場に干渉できない。相手は《未練ある魂》2枚でトークンを並べる。こちらは7T目の《艱苦の伝令》に一縷の望みを託すが、2T前には手札になかった《流刑への道》を撃たれて投了。
1-2
序盤は除去とハンデスで更地の盤面でゲームが進むが、こちらの土地が3で止まる。相手は《未練ある魂》のトークンと《乱脈な気孔》で攻撃し、こちらのライフを削っていく。8T目、ここで4枚目の土地を引けなければ終わり、という場面で引いたのが唯一のタップインランドの《黒割れの崖》で負け。最終的にこちらのハンドは《ピア・ナラーとキラン・ナラー》2枚と《艱苦の伝令》だった。
2戦目:緑赤青黒《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 ×○○
2-1
相手先攻。相手は土地を並べるが手札がゼロになり、こちらの《拷問台》と飛行機械トークン2体がライフを削っていく。相手ライフが2となった最終ターン、相手のドローは《瞬唱の魔道士》。《風景の変容》フラッシュバックで負け。
2-2
相手2マリガン。それでも相手は土地を伸ばすが手札が空となり、またも勝負は相手のトップ次第となる。今度はトップされずに8T目削り切って勝ち。
2-3
こちらは1T目《コジレックの審問》、2T目《コジレックの審問》《思考囲い》と動き、相手の防御手段を奪い3T目《血染めの月》。相手は動けなくなり、こちらが5T目に《艱苦の伝令》を出すと投了。
3戦目:トロン ××
3-1
こちら先攻。こちらは1・2T目に《コジレックの審問》《思考囲い》で《探検の地図》《森の占術》を抜くが、相手は返しに《探検の地図》を引いて3T目にはトロンが揃うのが確定。こちらも3T目に《ヴェールのリリアナ》を出すが、相手の4T目《解放された者、カーン》、5T目《絶え間ない飢餓、ウラモグ》で投了。
3-2
ハンデスで妨害はするが相手は3T目《ワームとぐろエンジン》、4T目《解放された者、カーン》と動く。《カーン》は返しで《戦慄掘り》するが《ワームとぐろエンジン》への回答はなく、7T目投了。
4戦目:白赤サン&ムーン ○○
4-1
こちら先攻。1T目《思考囲い》を撃つと、相手の手札は土地2と《猿人の指導霊》2、《血染めの月》、《反逆の先導者、チャンドラ》、《ギデオン・ジュラ》。相手が先攻だったら1T目《血染めの月》で負けていたと思う。当然《血染めの月》を落とし、そしてこちらの手札には《戦慄掘り》が2枚あり有利を確信。予想通り相手は2・5T目に《チャンドラ》《ギデオン》をプレイし、こちらはそれらを直ちに除去。そしてこちらは6T目《ヴェールのリリアナ》、7T目《ピア・ナラーとキラン・ナラー》、9・10T目に《艱苦の伝令》連打という素晴らしい引きで、13T目勝ち。
4-2
相手の4T目《先駆ける者、ナヒリ》は返しで《戦慄掘り》で除去。5T目相手の《ゴブリンの熟練扇動者》にはヒヤリとするが、《コラガンの命令》があったので無事対処。そしてこちらの8T目《ヴェールのリリアナ》、9T目《殴打頭蓋》の前に相手は13T目投了。
5戦目:青黒赤コントロール ○×○
5-1
相手先攻。こちらの土地は3枚で9T目まで、相手の土地は3枚で7T目まで止まる。双方が低コストの呪文を連打する中《拷問台》が相手ライフを削っていき、こちらは10Tに4枚目の土地を引いて《ピア・ナラーとキラン・ナラー》をプレイ。13T目勝ち。
5-2
相手1マリガン。相手が4目に《魂の裏切りの夜》を貼るとこちらのクリーチャーの多くが機能を停止し、4枚ずつの《コラガンの命令》と《瞬唱の魔道士》の前にはなすすべなく11T目投了。
5-3
こちらの土地が2枚で5T目まで、3枚で9T目まで止まる。《魂の裏切りの夜》も貼られてもう駄目かと思ったが、一応続ける。相手の《大爆発の魔道士》《黄金牙、タシグル》に殴られてピンチ。10~13T目に土地を連続ドローし、13T目に《艱苦の伝令》プレイ。これは《謎めいた命令》で打ち消される。しかし14T目に《艱苦の伝令》2号をプレイするとこれが通り、殴り合いになる。双方のライフが1になる激戦だったが、紙一重の差で殴りきる。
6戦目:《死せる生》 ○○
6-1
相手先攻、相手1マリガン。こちらは1T目に続唱呪文1枚を捨てさせて3T目に《ヴェールのリリアナ》をプレイするが、相手はそのエンドに《死せる生》。《死の一撃のミノタウルス》《フェアリーの忌み者》《フェアリーの忌み者》が並び、すぐに《ヴェールのリリアナ》は落とされる。しかしこちらは4T目に《拷問台》2枚を貼り、5T目に《艱苦の伝令》。相手は引いたカードを使わなくても毎ターン《拷問台》で4ダメージ受ける状態になり、8T目こちらの勝ち。
6-2
相手は《鋳塊かじり》やサイクリングで墓地にカードを置いていくが、こちらは3T目《血染めの月》。これで相手は動けなくなり、こちらは《ピア・ナラーとキラン・ナラー》《搭載歩行機械》とプレイして8T目殴りきる。
何故ならモダンには《艱苦の伝令》と相性の良い《拷問台》があり、これを軸にしたデッキが組めそうだからです。
The Rack / 拷問台 (1)《拷問台》を即席に使い《艱苦の伝令》を呼び出す……なかなか芸術性・実用性の高いシナジーなのではないでしょうか。
アーティファクト
拷問台が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、拷問台はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、3引くそのプレイヤーの手札の枚数である。
このシナジーを実戦で試したく、デッキを組んでみました。
Demonic Rack
▲土地25
6《沼》
2《山》
4《黒割れの崖》
2《血の墓所》
4《血染めのぬかるみ》
3《偶像の石塚》
4《変わり谷》
▲クリーチャー12
4《搭載歩行機械》
4《ピア・ナラーとキラン・ナラー》
4《艱苦の伝令》
▲呪文23
4《コジレックの審問》
3《思考囲い》
4《拷問台》
4《致命的な一押し》
1《遁走の王笏》
2《戦慄掘り》
4《ヴェールのリリアナ》
1《殴打頭蓋》
▲サイドボード15
4《リリアナの死霊》
1《大牙の衆の忍び》
4《コラガンの命令》
1《滅び》
1《ゲトの裏切り者、カリタス》
1《血染めの月》
2《殺戮遊戯》
1《集団的蛮行》
もっとアーティファクトを入れて確実に《艱苦の伝令》をプレイできるようにすることも考えたのですが、その場合《汚損破》等で即死する恐れがあるため、アーティファクトの枚数はそこそこに抑えてあります。
果たして悪魔は拷問死の夢を見るか?
2/11晴れる屋休日モダン杯、35名の6回戦です。
1戦目:青白黒トークン ××
2戦目:緑赤青黒《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 ×○○
3戦目:トロン ××
4戦目:白赤サン&ムーン ○○
5戦目:青黒赤コントロール ○×○
6戦目:《死せる生》 ○○
4-2でした。
やはり《拷問台》《艱苦の伝令》のシナジーはなかなかで、何人かの対戦相手を拷問死させることができました。
対戦相手を拷問死させるのは楽しかったので、しばらくこのデッキを調整していきたいと思います。
以下レポ
1戦目:青白黒トークン ××
1-1
こちら先攻。こちらは土地5、《致命的な一押し》《艱苦の伝令》という初手を迷った末にキープ。そしてこちらの7T目までの引きは土地3と《コジレックの審問》《思考囲い》《思考囲い》というもので、場に干渉できない。相手は《未練ある魂》2枚でトークンを並べる。こちらは7T目の《艱苦の伝令》に一縷の望みを託すが、2T前には手札になかった《流刑への道》を撃たれて投了。
1-2
序盤は除去とハンデスで更地の盤面でゲームが進むが、こちらの土地が3で止まる。相手は《未練ある魂》のトークンと《乱脈な気孔》で攻撃し、こちらのライフを削っていく。8T目、ここで4枚目の土地を引けなければ終わり、という場面で引いたのが唯一のタップインランドの《黒割れの崖》で負け。最終的にこちらのハンドは《ピア・ナラーとキラン・ナラー》2枚と《艱苦の伝令》だった。
2戦目:緑赤青黒《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 ×○○
2-1
相手先攻。相手は土地を並べるが手札がゼロになり、こちらの《拷問台》と飛行機械トークン2体がライフを削っていく。相手ライフが2となった最終ターン、相手のドローは《瞬唱の魔道士》。《風景の変容》フラッシュバックで負け。
2-2
相手2マリガン。それでも相手は土地を伸ばすが手札が空となり、またも勝負は相手のトップ次第となる。今度はトップされずに8T目削り切って勝ち。
2-3
こちらは1T目《コジレックの審問》、2T目《コジレックの審問》《思考囲い》と動き、相手の防御手段を奪い3T目《血染めの月》。相手は動けなくなり、こちらが5T目に《艱苦の伝令》を出すと投了。
3戦目:トロン ××
3-1
こちら先攻。こちらは1・2T目に《コジレックの審問》《思考囲い》で《探検の地図》《森の占術》を抜くが、相手は返しに《探検の地図》を引いて3T目にはトロンが揃うのが確定。こちらも3T目に《ヴェールのリリアナ》を出すが、相手の4T目《解放された者、カーン》、5T目《絶え間ない飢餓、ウラモグ》で投了。
3-2
ハンデスで妨害はするが相手は3T目《ワームとぐろエンジン》、4T目《解放された者、カーン》と動く。《カーン》は返しで《戦慄掘り》するが《ワームとぐろエンジン》への回答はなく、7T目投了。
4戦目:白赤サン&ムーン ○○
4-1
こちら先攻。1T目《思考囲い》を撃つと、相手の手札は土地2と《猿人の指導霊》2、《血染めの月》、《反逆の先導者、チャンドラ》、《ギデオン・ジュラ》。相手が先攻だったら1T目《血染めの月》で負けていたと思う。当然《血染めの月》を落とし、そしてこちらの手札には《戦慄掘り》が2枚あり有利を確信。予想通り相手は2・5T目に《チャンドラ》《ギデオン》をプレイし、こちらはそれらを直ちに除去。そしてこちらは6T目《ヴェールのリリアナ》、7T目《ピア・ナラーとキラン・ナラー》、9・10T目に《艱苦の伝令》連打という素晴らしい引きで、13T目勝ち。
4-2
相手の4T目《先駆ける者、ナヒリ》は返しで《戦慄掘り》で除去。5T目相手の《ゴブリンの熟練扇動者》にはヒヤリとするが、《コラガンの命令》があったので無事対処。そしてこちらの8T目《ヴェールのリリアナ》、9T目《殴打頭蓋》の前に相手は13T目投了。
5戦目:青黒赤コントロール ○×○
5-1
相手先攻。こちらの土地は3枚で9T目まで、相手の土地は3枚で7T目まで止まる。双方が低コストの呪文を連打する中《拷問台》が相手ライフを削っていき、こちらは10Tに4枚目の土地を引いて《ピア・ナラーとキラン・ナラー》をプレイ。13T目勝ち。
5-2
相手1マリガン。相手が4目に《魂の裏切りの夜》を貼るとこちらのクリーチャーの多くが機能を停止し、4枚ずつの《コラガンの命令》と《瞬唱の魔道士》の前にはなすすべなく11T目投了。
5-3
こちらの土地が2枚で5T目まで、3枚で9T目まで止まる。《魂の裏切りの夜》も貼られてもう駄目かと思ったが、一応続ける。相手の《大爆発の魔道士》《黄金牙、タシグル》に殴られてピンチ。10~13T目に土地を連続ドローし、13T目に《艱苦の伝令》プレイ。これは《謎めいた命令》で打ち消される。しかし14T目に《艱苦の伝令》2号をプレイするとこれが通り、殴り合いになる。双方のライフが1になる激戦だったが、紙一重の差で殴りきる。
6戦目:《死せる生》 ○○
6-1
相手先攻、相手1マリガン。こちらは1T目に続唱呪文1枚を捨てさせて3T目に《ヴェールのリリアナ》をプレイするが、相手はそのエンドに《死せる生》。《死の一撃のミノタウルス》《フェアリーの忌み者》《フェアリーの忌み者》が並び、すぐに《ヴェールのリリアナ》は落とされる。しかしこちらは4T目に《拷問台》2枚を貼り、5T目に《艱苦の伝令》。相手は引いたカードを使わなくても毎ターン《拷問台》で4ダメージ受ける状態になり、8T目こちらの勝ち。
6-2
相手は《鋳塊かじり》やサイクリングで墓地にカードを置いていくが、こちらは3T目《血染めの月》。これで相手は動けなくなり、こちらは《ピア・ナラーとキラン・ナラー》《搭載歩行機械》とプレイして8T目殴りきる。
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